ボツワナの鳥たち - Part3 (ハボロネ編)

ボツワナの首都ハボロネは近年急速に発展していますが、まだまだ緑もたくさん残されていて鳥がいっぱい。街中でもさえずり声があちこちから聞こえてきます。見た目は地味でも良く見るとカワイイもの、繁殖期になると派手な姿に変身するものなど、種類もいろいろです。
※写真は全てハボロネの街中で撮影
フナシセイキチョウ(Blue Waxbill)
スズメより二回りくらい小さいが、胸が青いので結構目立つ。ちょこまかとエサを探して歩き回る姿は愛らしい。フィンチ類ではハボロネで一番多く生息している鳥だと思う。街の中心、バスランク近辺でも普通に見ることが出来る。
ミナミメンガタハタオリ
(Southern Masked-Weaver)

こちらもハボロネでは定番の鳥。葉っぱや小枝をせっせと運んで、アカシアの木などに籠状の巣を器用に作る。巣作りは雄の仕事、重要な婚活なのだそう。
ミナミキゴシカナリア(Black-Throated Canary)
カナリアの中では一番良く見かける。小さくて個体では目立たないが群れで行動するため見つけやすい。左の写真では分かりづらいが、羽に隠れた背の部分がカナリアらしく黄色いので、飛ぶと判別し易い。
アカガタテリムク(Cape Glossy Starling)
日陰にいる時には目立たないが、光が当たると青く輝く。サテンのドレスを着ているかのよう。今やハボロネのムクドリ勢力図は、外来種のインドハッカ(Common Myna)が覇権を握っている状態だが、負けずに頑張って欲しい。
ホオグロスズメ(Cape Sparrow)
日本でもお馴染みのイエスズメ(House Sparrow)ほど数多くはいないが、こちらもハボロネでは一般的。和名には「ホオグロ」とあるが、雌(写真右側)はグレーでこちらの方が上品な感じがする。
サメハクセキレイ(Cape Wagtail)
色は地味だが、澄ました表情をしていてカワイイ。グランドパーム周辺でたまに見かける。上記のCape Glossy Starling、Cape Sparrowを含め、英語名に「Cape」のつく鳥は多い。おそらくヨーロッパ人が初めてこれらの鳥を発見した場所が喜望峰(Cape of Good Hope)周辺だったのであろう。
アフリカヤツガシラ(African Hoopoe)
特徴的な冠羽に目が行くが、とぼけた感じの表情が愛らしい。羽も綺麗で飛翔する姿が美しい。遭遇率低めなので、会えると嬉しい。
ミナミキンランチョウ(Southern Red Bishop)
オレンジ色に変身する繁殖期の雄は鮮やかで物凄く目立つので、視界を横切ると「わっ、何!」となる。雌や繁殖期以外の雄は、他の鳥との判別が難しい地味な姿をしているそうなので、多分何度も見かけているのだろうが、それがこの鳥なのだとは気が付かない。
イッコウチョウ(Cut-Throat Finch)
雄のみ喉の部分に赤い帯が入っている。この個性的な見た目には、奇抜な扮装で成田空港に現れる有名人のファッションセンス並みに好き嫌いが分れそう。なお、オオイッコウチョウ(Red-Headed Finch)という仲間の種もいて、こちらも赤い頭(雄のみ)をしたかなりの個性派。
ウロコカワラバト(Speckled Pigeon)
日本では見かけない姿のハトで「オッ!」と思うのは最初だけ。街中の至る所、嫌になるほど良く見かける。多くのハボロネ市民がコイツの糞害に悩まされている。
ワライバト(Laughing Dove)
鳴き声が名前の由来だそうだが、笑っているようには・・・無理すれば聞こえないこともない程度。見た目も生態も上記ウロコカワラバトより数段上品に感じる。その辺が英語でのPigeonとDoveの差なのか?
オナガホウオウジャク
(Long-Tailed Paradise Whydah)

普段はスズメとさほど変わらない姿で判別出来ないが、繁殖期になると雄のみ大きく姿を変えるボツワナ随一のトランスフォーマー。不自然なほど長い尾は飛んでいる時に凄く目立つので、視界に入るとすぐ気付く。
シロハラチャビタキ(Marico Flycatcher)
ぱっと見は地味だが、良く観察するとつぶらな瞳をしていて最高にカワイイ。スズメだと思って見過ごしてしまうには、あまりにももったいない。
アフリカチャイロツバメ(Rock Martin)
10羽程の群れで高速で飛び回っている姿は良く見かけるが、なかなか休憩してくれないので、じっくり観察するのが難しい。ツバメ類では他にコズアカコシアカツバメ(Lesser Striped Swallow)もたまに見られる。
アフリカセッカ(Rattling Cisticola)
小さくて見た目も地味なので目立たないが、「チーチーチーチュルル」という特徴的なキーの高い鳴き声は良く耳にする。その鳴き声は姿を発見する手掛かりにもなるが、いつも一生懸命な印象。雌を呼んでいるのだろうか?